セミリタイア達成!1億円を貯めるまでの道のり

1億円までの道のり
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こんにちは。リカ@rikasnen です。

36歳の夏、晴れて金融資産が1億円貯まったので、セミリタイアすることに決めて、長らくの社畜生活にピリオドを打ちました。

私のこれまでの経歴などは、プロフィールページをご参照ください。

FIREという言葉との出会い

私がFIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉に出会い、金融資産を貯めて定年を待たずにアーリーリタイアするという考えを持ったのは、仕事でニューヨークに駐在していた約10年前

当時の同僚(アメリカ人)が、「仕事は好きだしやりがいを感じてるけど、もっと家族との時間を大切にするから退職してテキサスに引っ越してのんびりするんだ!」と言って、サクッと仕事を辞めていったことがきっかけでした。

私が勤務していた金融業界は出入りが激しく、日本でもアメリカでも転職は日常茶飯事でしたが、30代のバリバリ稼ぎどき世代が転職ではなくリタイアを選ぶというのは、まだ20代半ばの私にとってはかなり衝撃的な出来事でした。

自分にも実行できるかわからないし、お金が貯まっても養わなければいけない家族がいれば難しい決断だろうと思いつつ、将来のことはよくわからないけどその時が来たら選択肢の一つとして持っておけるように、金融資産を増やすことを考え始めました。

1億円の内訳は・・・

私が貯めた金融資産1億円の内訳は、

贈与・・・4,000万円

運用・・・3,000万円

給与・・・3,000万円(副業を含む)

です。

半分が贈与なので、そりゃズルいだろうという声もごもっとも。

でも、自分で6,000万円貯めたのは、それなりに大変でしたし、自分で言うのもなんですが結構頑張ったと思うのです。

贈与に関しては以下リンクのとおり、将来的に相続税を払うよりも、毎年少しずつ税率が少ない金額で親から子へ財産移転した方が、トータルで支払う税金が少なく済むという試算をした家族会議の結果です。

1億円を貯めるまでのマインド

ここまで資産を増やすために常に心にあったこと/行動の基本は、そんなに崇高な精神があるわけではなく、

生活は我慢しない

②運用はリスクを取らない

の2点です。

我慢しないというのは、お金を貯めることだけに目がいって、「美味しいものが食べたい」や「旅行に行きたい」という日々の欲望を我慢することは絶対にしないということです。

リスクを取らないというのは、運用はできる範囲のお金の中で行い、信用取引はしないこと(社内規程でできなかっただけですが)。

評価損が出ていても、実現しない限り、つまり損切りしない限りは損失は出ないので、評価額がマイナスになることは許容して、じっくり値上がるのを待って利益が出てから売却することにしていました。

我慢しない生活と支出の最適化

出ていくお金ではなく貯めるお金をコントロール

「やりくり」と表現するには主婦の方に怒られそうですが、毎月のお小遣いは残業代のみとして、基本給から固定費を引いた金額が必ず貯まるようにしました

支出の最適化というほどではないですが、出ていくお金をコントロールして「毎月3万円」と決めるよりも、貯めるお金をコントロールしたうえで「残りは自由に使える」とした方が心理的負担がないのでおすすめです。

仕事が忙しくて残業代が増えると、翌月使えるお金も増えるので、仕事へのモチベーションが上がる副次的効果もありました。

モニターサイトを利用してお得に外食

料理がプロ並みにうまければ話は別ですが、「美味しいものが食べたい」ということは、イコール「外食したい」です。

ここ一年半くらいはコロナの影響で外食する機会はかなり減りましたが、それまではファンくるなどの覆面モニターサイトをうまく利用して、半額〜無料で外食を楽しんでいました。

旅行はマイルでファーストクラス

また、私は国内も海外も旅行が好きですが、飛行機はマイルを利用して現金支出なく、ファーストクラスビジネスクラスで旅行をしています。

そんなわけで、外食も旅行も、普通であればそこそこお金がかかることを、ほぼ支出無しで過ごしています。

これらは、知ってればお得というより、知らないと損、という部類の情報ではないでしょうか。

金融機関職員は色々な投資制限がある

金融業界に身を置いていると、友人・知人からは「運用のプロ」「うまい投資話を知ってる」などと思われがちのようですが、確かに色々な商品知識はあるものの、実際には自分のお金を増やそうとするには禁止されていることが多すぎて、できることは一般の方に比べてごくわずかです。

金融機関職員が禁止されていること

インサイダー情報を知り得る立場にいることから、株式投資は所属部門によって禁止されているまたは上司のハンコが必要で、たとえ購入できたとしても売却期間に制限があり、なかなか手が出し辛いものでした。

また、数年前から流行りのFX(外国為替証拠金取引)も、完全に禁止されています。※退職後、リスクを抑えた設定でスタートしてみました。

金融機関職員ができること

業界規制として禁止されているもの、社内規程により禁止されているものの境界ははっきりと把握できていませんでしたが、結果としてできることは、

・投資信託(上場投信を除く)の売買

・外貨預金

・仮想通貨(ただし信用取引不可)

くらいでした。

高望みせず、焦らず、基本に忠実に

そんなわけで、個別株は買えないので、投資信託や為替を安い時に買って高くなったら売る、という基本中の基本を忠実に守って、大体3,000万円を稼ぎました

当然毎年コンスタントに稼げるわけではなく、景気が悪くなって来た時に買い増しして長らく塩漬けにしておいて、景気が良くなってきた時にドカンと売ったのです。

去年から今年に限って言えば、コロナの影響によって、株価は思ったよりも下がりませんでしたが、為替がかなり動いたので、豪ドルを中心にかなり稼がせてもらいました。

今後の展望

自由な時間ができたので、これまでの十数年間なかなか手を出せなかったことに挑戦できれば良いなと考えています。

半年くらい温泉宿で湯治するとか、(コロナが収まれば)アジアの格安リゾートでのんびりするとか、田舎で畑を借りて野菜を育ててみるとか、大学に入り直して勉強するとか。。。

新しい挑戦の一つがこのブログです。三日坊主にならないように、定期的に更新していきたいものです。

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