保有資産の含み損が膨らんでいる場合に平静を保つマインド

1億円までの道のり
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株も為替も仮想通貨も、乱高下する毎日ですね。

例にもれず、私の保有資産も含み損が膨らんでいて、一時は色々で合計1,000万円程度の含み損を抱えていました。今はだいぶ落ち着いてマイナス300万円程度になっています。

大学生の時に株を初めてまもなくライブドアショックがあり、社会人になってすぐにリーマンショックが起こり、これまでにも幾度となく含み損を抱えてきた私が、それにもめげずに資産1億円を築くことができたのは、ひとえに「含み損は損じゃない」というマインドでいるからです。

含み損は実現しない限り損ではない

もう言葉通りですが、100万円で買った株が10万円になって90万円の含み損を抱えていても、その株を売って10万円の現金に実現しない限りは90万円はあくまで仮の数字でしかなく、含み損は実現しない限り損ではないと考えています。

自分なりに損切りルールを設けてある程度で損切りするのも大事ですが、私は損切りせずに「じっと我慢する」ことで、資産を増やしてきました。

マイナスでも我慢するためには余剰資金での運用が鉄則

含み損を抱えても、じっと我慢する。しかも年単位になることもある。

そんな状況を実現するために一番大切なのは、投資は余剰資金で行うことです。

株もFXも仮想通貨も、とりあえず10年くらいは遊ばせておいて大丈夫と思えるお金でしか手を出しません。

「これがゼロになったら明日食う米に困る」などという生活に密接したお金は投資に回すべきではないのです。

最悪ゼロになっても1年働けば取り戻せる程度に分散するという考え

3000万円を全部まるっと1つの銘柄に突っ込んでしまったら、その銘柄の上げ下げに一喜一憂してしまうし、しかもゼロになったらと考えると大変な恐怖ですが、3000万円を1000万円ずつに分割して株とFXと仮想通貨に分散し、その中でさらに銘柄・通貨を分散すれば、ひとつあたりは100万円程度になります。

株だったら日本株だけではなく米国株も視野に入れ、そして業界を分散しておけば、全部がゼロになるリスクは限りなく低くなります。

為替(FX)であれば、ドル円だけではなくユーロポンドや豪ドルNZドルといった日本円が絡まない通貨ペアに分散しておけば、こちらもリスクが低下します。

もちろん投資した金額がゼロになってしまったら1ヶ月くらいは枕を濡らすほど悔しいですが、100万円程度であれば「1年くらい働けばまた元手が稼げるだろう」と考えれば、まぁ許容できるリスクなのかなと考えています。

幸いにしてこれまで20年近くの投資生活において、最終的にゼロになってしまったという経験はなく、10年以上塩漬けにした後にプラスに転じて売り抜けた銘柄もあります。(サラリーマン時代はインサイダー規制の問題もあり、そもそも売りたくても売れないというタイミングもありました)

マイナスになったら仕込み時

評価額がマイナスになっている=含み損がある時は、保有銘柄が安くなっている時なので、買い増しのチャンスでもあります。

その銘柄が今後回復する見込みがあると考えるなら、積極的に買い増して、将来のためのタネを仕込むのも良いでしょう。

評価額に振り回されず、上がったら売る

含み益でも含み損でも、評価額には何の意味もありません。

資産がマイナスになってしまって胃が痛いと考える人はそもそも投資に向いていませんが、「マイナスは特に気にせずにプラスになったら売ろう」というくらいの気持ちでいることをオススメします。

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