1000円カットよりも安い！平日カット690円のヘアースタジオIWASAKIで髪を切ってみた

FIREして悠々自適な毎日を過ごしているリカ@rikasnenです。

キレイでこざっぱりした髪型が必要だった金融マン時代とは違い、ボサボサ野武士になっていても、丸坊主でも、金髪でも、誰からも何も言われません。

ただ、さすがに3ヶ月以上散髪していないと髪を洗うのも乾かすのも面倒くさく、髪を切りに行くことにしました。

FIREを機に都会に住む必要を感じずに地方へ引越したので、行きつけの美容院もイチから探さねばならずに手探り状態でホットペッパービューティーをパラパラ見つつ、どこに行こうかなと考えていたら。。。

いつもは行かないスーパーの一角に「平日タイムサービス：カット690円！」の文字を発見。思わず二度見しましたが、時間はちょうど13時。どうせ失敗してもお客様に失礼になると考える職業ではなくなったので、ものは試しとて入ってみました。

ヘアースタジオIWASAKI（イワサキ）とは

私は全然知らなかったのですが、ヘアースタジオIWASAKIは全国に800店舗以上がある格安美容院チェーンのようです。

ホームページや広告などを一切出していないので、実店舗を見かけることでしか存在を知ることが無いよう思いますが、800店舗もあれば見かけたことがある方は多いのかもしれません。

お店の公式サイトがないので、店舗の場所や営業日・営業時間を知るには先人の知恵に頼るか、Google Mapで「IWASAKI」と検索して情報を見るのが良さそうです。

ヘアースタジオIWASAKIのメニューは？

店舗によってタイムサービスの時間は異なるようですが、私が訪れた店舗のメニューは以下のとおりでした。

ヘアースタジオIWASAKIの施術手順は？

入店〜受付

入店すると、タッチパネルで受付するようになっていました。

タッチパネルでは、初回or再来、性別、希望するメニュー、指名有無などを選ぶようになっていて、番号とQRコードが書かれた受付票が発券されました。

お店の前には椅子が5脚程度あってそこで待機しましたが、混雑している時はスーパーで時間をつぶしても良さそうです。

QRコードを読み込めば、待機時間や呼び出しがわかるので、ちょっと離れたところにいても安心です。

荷物ロッカー

荷物ロッカーは鍵付きの大型のもので、上着や買い物の荷物を入れても十分に入りそうでした。

お高い美容院でも、貴重品だけ自分で持って、店員さんに荷物を渡すとそのまま雑多に棚に入れられることがあるので、すべての荷物を鍵付きロッカーに入れられるのは短時間と言えども安心感があります。

蛇足ですが、以前東京の割とお高めの美容院で荷物の取り違えをされて、家の鍵が入ったバッグが手元に戻ってくるまで3時間以上待たされるトラブルに巻き込まれました。

渡す方も渡す方だし、受け取る方も受け取る方だなと本当に不愉快で（渡されたら自分の荷物じゃないことにすぐに気付くはずなのに、いまだに本当に謎です）、それ以来美容院に行く時は基本手ぶらでポケットに入るものしか持っていかなくなりました。

呼び出し〜施術

10分程度待ったら番号が呼び出されたので店内に入ります。

席についてローブを掛けられ、どのようなカットにするか希望を伝えると、髪を霧吹きで濡らされてさっそくカットが始まりました。

一般の美容院のように席にヘアーカタログが置いてあるわけではなく、すぐにカット開始になるので、予めどのようにカットするかのイメージは固めておいた方が良さそうです。

カットは約10分で終わり、もう少し切って欲しいところを伝えて整えてもらい、最後にドライヤーで全体を乾かして終了です。

690円カットの満足度

結論から言うと、「大満足」です。

そもそも元々髪型にこだわりがあるわけでもなく、清潔感ある髪型になればOKと思って30年以上を過ごしてきたわけで、細かな技術の違いを感じるほどの感性は私にはありません。

FIREする前の某大手金融機関で働いていた時だって、この髪型で十分だったと思います。

というわけで、今後も690円カットのお世話になることに決めました。

美容師さんに話しかけられないのも嬉しい

社交的な方は全く気にならないようですが、私は美容院で美容師さんに話しかけられるのが本当に苦手で、話しかけられないように本を持ち込むほどです。

本を持ち込んでも「何読んでるんですか？」とか聞いてくる空気読めない方もおられるわけですが、東京で無駄に話かけられない美容院を見つけた時には「ここに一生通う！」と思ったものです。

IWASAKIでは、施術時間が短いこともあってか、本を読んでいるわけでもないのに世間話一切なしで、大変心地よい時間で最高でした。

美容院代が1/10になればもっと早くお金が貯まったのに

東京に住んでいた頃通っていた美容院は大体7000円、ニューヨークに住んでいた頃はもっと高くて100ドル以上かかっていました。

FIREするために削れるところは削ってコツコツお金を貯めてきたと自負しているわけですが、まだまだ削れる経費は十分にあったなと気付かされます。

月に1回7000円の美容院に通って年間8.4万円、10年間で84万円、私が働いていた15年間で換算すると126万円。

690円カットなら（15年前からあったか？とか、平日来れるわけなかろうとかは無視して）15年間で12万4千円。

ざっくり100万円以上も削れた計算になります。

今更過去のことを計算しても埒が明かないわけですが、今後かかる費用を節約できていると考えると良いお店に出会ったなと思わずにはいられません。