【退職準備】上司に退職したい意向を伝えたら思いっきり引き止められたの巻

セミリタイアFIRE
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こんにちは、リカ@rikasnenです。

1億円貯まったら退職してしばらくは好きなことして暮らすぞー!!という野望を持ってせっせとお金を貯めていたため、晴れて1億円貯まったタイミングで上司に退職の意向を表明したのですが、予想以上に渋られてスムーズに退職できませんでした。

取り留めのない話ですが、個人的な備忘として、記録しておきたいと思います。

退職の理由を誤った

お金が貯まったからというのを言うのも色々聞かれそうで嫌だなと思い、そこのところは端折って、あまり深く考えず「しばらくのんびりしたいので退職したいと思います」と正直に伝えたのが間違いでした。

前置きがないと、「仕事で心が病んだ人」みたいですよね。

「病院には行っているか?しばらく療養するか?」みたいなことを聞かれてしまい、「いや、別に仕事が嫌になったわけでも、鬱っぽいわけでもないですよ。。。」という感じでした。

転職ではない退職は理解されにくい

止められた理由の第一が、コレでしょう。

金融業界は出入りが激しいので、転職して出ていく人も、転職で入ってくる人も日常茶飯事です。

退職のご挨拶をした方には、「次どこ行くの?」と決まり文句のように聞かれました。

定年退職が視野に入っているような年齢でない限り、転職ではない退職は、配偶者の転勤についていくために止む無くとか、(滅多にないけど)寿退職とか、親の介護とか、どうしても続けられない理由があることがほとんどです。

退職したとして、ちゃんと生活できる見込みがあるのかということをしきりに心配されました。

慢性的な人手不足

昨今の金融業界は、有人店舗を減らすなどによってリストラが進んでいるのですが、本当に必要なところには人が足りていない状態です。

私が所属していた部門も多忙を極め、なかなか欲しい人材が入ってこない状況が続いて、36協定のギリギリの時間まで残業することが多かったです。

そんな中、そこそこベテランの域に達する私が一人抜けるだけでも、残る人たちへの負担は結構ありそうだなとは思ってました。

でも、それが一年後なら解消されているという見込みもなく、辞めるならいつ辞めても一緒だと思い、留まることをやめました。

会社が心配しているのは会社のこと

上司、役員、人事部と、それぞれ1時間以上の面談をして、色々話したのですが、結局「あなたのことを心配して、引き止めているのですよ」という言葉の裏には、「今抜けられると会社が困るんだよ」というのが透けて見えます。

人が一人抜けるだけで困るような体制にしているのはマネジメントが無能なだけで、それを社員に押し付けられても困ります。

前向きな退職だったが、偉い人と話す中で会社が嫌いになってきた

仕事が嫌になったわけではないし、自分には向いている仕事だと思っていたけど、ちょっと忙しすぎてストレスも多いよね、というのが、退職を決める前の私の会社への気持ちでした。

ただ、上司、役員、人事部とそれぞれ色々話しているうちに、普段なら気にならなかったような些細なことも気になってしまい、「この会社にずっといても使い潰されるだけだ」とか「明るい未来が見えないな」というような気持ちになってきて、だんだんと会社が嫌いになってきてしまいました。

夢を持って入った会社ですし、多少なりとも愛社精神はあったのに、最後の最後でなんだか残念な気持ちになりました。

今後は社員ではなくステークホルダーとして関わる

なんとなく嫌いになっちゃった会社ですが、結構な金額の株数を保有してますし、口座も持ったままです。

今までは社員として内側から会社を見ていましたが、今後は株主&顧客というステークホルダーとして外側から会社を見ることになり、引き続き会社との関係は続きます。

新聞やニュースで、悪いニュースではなく良いニュースで会社の名前を耳にしたいものです。

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