FIREって何?実際にFIREするまでにやったことやマインドなどをご紹介

セミリタイアFIRE
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こんにちは、リカ@りかすねんです。

私は36歳で1億円を貯めてFIREしました。

ここ数年日本でも耳にすることが多くなってきたFIREという言葉。

元々はアメリカ発祥の、Financial Independence, Retire Earlyという言葉の略語です。

文字通り、「経済的に自立して、早く退職する」を指しています。

60歳の定年までサラリーマンをするのではなく、若いうちから資産を貯めてそれを元手に運用し、60歳を待たずに早期に退職して、家族との時間や趣味の時間など仕事以外を中心にしたライフスタイルを充実させるという生き方です。

週に5日、9時5時で働くだけが人生ではない

人生の目的は人によって違いますが、総じてハッピーな生活・自己満足感を高めることが人生の目的であると言って良いでしょう。

お金がなければ生きていけませんし、お金を稼ぐために働くことは大事ですが、お金を稼ぐための手段:一週間のうち5日の9時から5時(大抵は残業してもっと長い時間)働くことが、目的となってしまっているのではないか?と思うことがままありました。

多様性、働き方改革、ワークライフバランスなどという言葉が叫ばれる昨今、「週に5日、9時5時で働く」、モーレツ族な昭和のサラリーマン的な考えは、もう古いと言っても過言ではないでしょう。

働くことが悪ではない

FIREを達成したからと言って、働くことを悪と考えているわけではありません

働くことで感じられる達成感がありますし、自己肯定感も上がります。

多くの人は「仕事が嫌だ」と思っているかもしれませんが、「仕事が好き」「仕事が趣味」な人もいるでしょうし、就職活動していたころのことを思い出せば、何か成し遂げたいことがあって就職した会社だったことを思い出すはずです。

FIREとの出会い

私がFIREという生き方、考え方に出会ったのは、ニューヨークに駐在していた10年ほど前のことでした。

同僚のアメリカ人(30代)が、退職すると言ったので「次はどこに転職するの?」と聞いたら、「お金貯まったから仕事辞めて田舎に引っ越すんだ〜マンハッタンのゴチャゴチャともこれでお別れ」と言って退職していったのでした。

転職は日常茶飯事の金融業界でしたが、まさか30代でリタイア!?とびっくりしたことを覚えています。

他の同僚と話をしてみると、アメリカの同世代では決して珍しい考え方ではなく、若者がガツガツして、ギリギリと神経をすり減らす仕事の多い金融業界では、FIREを目指している人は結構いるという話でした。

FIREの種類

FIREと一口で言っても、その内容によって4種類に分けられると言われています。

Barista FIRE フルタイムで働かずに好きな時間に好きな場所で働く

Side FIRE 自分の趣味を副業として楽しみながら収入を得る

Lean FIRE 生活費を切り詰めてFIRE資金を貯め、リタイア後も節約

Fat FIRE たくさんお金を貯めて、リタイア後も豊かな生活をする

理想はFat FIREですが、経営者でもない限り有り余るお金を貯めてリタイアなんて夢のまた夢です。

現実的にできそうなところでは、Barista FIREまたはSide FIREではないでしょうか。どちらも「好きなことをして生きていく」というマインドが根底にあります。

いくらあったらFIREできるか?

FIREするのに必要な金額は、目安として「一年の生活費の25倍」、つまり「毎月の生活費の300倍」が指標とされています。

毎月の生活費が20万円(年間240万円)なら、目標は6,000万円です。

生活費は人それぞれですから、ローンなしの持ち家であればもっと下がるでしょうし、家族が多ければ必要な資金は増えます。

毎月の生活費が10万円(年間120万円)なら、目標は3,000万円。

毎月の生活費が30万円(年間360万円)なら、目標は9,000万円です。

もし目標に少し足りなくても、Barista FIREやSide FIREのように他に収入を得る道を残すのであれば、少ない金額でFIRE達成が可能です。

FIREの4%ルールとは

前述の25倍ルールとミラーですが、FIRE資金を毎年4%で運用すれば、運用益だけで生活費が賄えるため、FIRE資金を取り崩すことなく生活できます。

ただ、この4%というのは、10年前なら深く考えずに実現可能でしたが、昨今の低金利な状況を考えると、コンスタントに4%を実現するのは簡単なことではありません。

FIREを実現するまでにすべきたった2つのこと

1.自分の生活費を把握すること

一つ目は、自分の生活費を把握することです。

入ってきたお給料を際限無く使うのではなく、生きるために最低限必要なお金はいくらか、アドオンで充実した生活を送るためにいくら必要なのかを把握し、そこから25倍して必要なFIRE資金を計算します。

2.仕事をしていた時間を何に充てるか考える

退職するということは、これまで仕事をしていた時間が全てフリーになり、自由に使える時間が増えるということです。

明確にやりたいことがなく、ただ仕事が嫌だというだけで退職したとしても、暇を持て余すだけになってしまうかもしれません。

趣味に没頭するのか、ボランティア活動をするのか、旅行三昧するのか・・・などなど、何をするのかは考えておいた方が良いでしょう。

給料だけでFIRE資金が貯まらないなら副業or運用が必須

本業のお給料だけでたくさんお金が貯まれば良いですが、なかなかそんなことは難しいのが現実です。

支出を切り詰めるにも限界があり、結局は収入を増やすしか道はありません。

収入を増やす手段は主に3つ

  • 給料が良い会社へ転職する
  • 隙間時間に副業で稼ぐ
  • 運用する

私自身は、主に運用と副業で増やしましたが、リスクをあまり撮りたくない場合には、本業の他にちょっとした隙間時間でできる副業がオススメです。

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