こんにちは、1億円を貯めてセミリタイアしたリカ@rikasnenです。
突然ですが、皆さんはスーツを何着持っていますか?
この度晴れてサラリーマンを卒業することになったので、夏冬用合わせて17着のスーツがあったのを、思いきって断捨離しました!!
初めてスーツを買った大学の入学式を思い出す
今でこそ当たり前の制服のようにスーツを着ていますが、初めてスーツを買ったのは、めでたく慶應義塾大学に合格して入学式に出席するためでした。
スーツの良し悪しなどわからない10代のペーペーには十分な吊るしを一着買ってもらい、「これで大人の仲間入りしたな」と思って晴れがましい気持ちになったことを思い出します。
一着目のスーツは、その後大学のサークルのイベントや、塾講師のアルバイトで着倒しましたが、普段着とは違う特別な一枚として、常にクローゼットの中で存在感があるものでした。
サラリーマンの戦闘服としてのスーツ
15年近くにおよぶサラリーマン生活で、スーツは常に私の制服であり、戦闘服でした。
ファッションセンスのかけらもないため、「私服で出社」と言われても困るだけなので、「とりあえず昨日と違うスーツ着て出社すればOK」という基準で毎朝服を選べば良いので、そういった意味では楽チンです。
それでも、Tシャツに半パンみたいな休日の格好に比べると格段に気合いが入り、やはりオンオフの切り替えに違う服を着るというのは大事だなと思っていました。
コロナ禍のリモートワークでスーツを着なくなった
新型コロナウィルスの感染拡大による2020年4月の緊急事態宣言以降、一気にリモートワーク化が進み、私の勤務体系は1ヶ月のうち出社するのは1日だけで、あとは全部在宅勤務に変更されました。
そうなると、人目を気にしなくて良いので、スーツを着用する必要はなく、ビデオ会議がある時に上半身だけスーツという、リモートワークあるあるを実践していました。
一年半以上、スーツをほとんど着ない生活をしていたら、たまに出社するときに「スーツ着るのめんどくさ。。。」と思うようにもなってきました。
今後、毎日スーツを着る生活には戻らない
勤めていた会社を退職することにし、引越しの準備をする中で今後もスーツを着るかどうか考えましたが、完全リタイアする気はないので今後も何がしかの収入を得る手立ては作るつもりですが、もうフルタイムのサラリーマンに戻るつもりはありません。
「全くスーツを着ない生活は想像できないが、かといって毎日スーツを着る生活も想像できない」と思い、夏用と冬用を各1着だけ残してあとは全て処分することにしました。
退職願を出した時よりも退職の実感が湧く
おかしな話かもしれませんが、システムでボタンをポチッと押しただけの退職願を出した時よりも、クローゼットの3/4を占めていたスーツを処分した時の方が、退職の実感が湧いてきました。
一部のインポート物のスーツは思いのほか高値で売れたりもしましたが、ほとんどは着古しているしそのままゴミとして捨てることにしました。
最終的に45リットルのゴミ袋の4袋分にもなり、ここに私のサラリーマン生活が詰まっていたのだなと思うと、とても感慨深いものがあります。
とはいえ、未練なく一気に捨てたことにより、ものすごく気分はすっきりして、セミリタイア生活に向けて前向きに明るい気持ちになりました。
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