こんばんは、1億円を貯めて会社を辞めてセミリタイアしたリカ@rikasnenです。
本稿では、退職を決めてから実際に退職するまでにしたことの備忘を時系列で公開します。
退職2ヶ月前
就業規定を確認して、いつまでに会社に退職の意思表示をすれば良いかを確認する
私が勤めていた会社の就業規定では、管理職は2ヶ月前まで、非管理職は1ヶ月前までに会社に退職する旨の意思表示をするよう決められていました。
有給がどれくらい残っているかにもよりますが、規定ギリギリだと結局有休消化できずに辞めるというもったいないことにもなりかねないので少し早めに行動しましたが、上司・役員・人事からそれぞれに引き留められ、スムーズに進まなかったので、早めの行動で良かったと思います。
有給算日数を確認して退職日を確定する
有給がかなりたくさん残っているので全部使い切りたかったのですが、許してもらえず、最後の最後に会社に腹立たしく思いましたが、最低限の有給は消化できるようスケジューリングして、上司と相談のうえ退職日を決めました。
転職と違って、次の転職先とのお約束の日があるわけでもないので、後ろにずらしても良かったのですが、ズルズルと期限を伸ばすのもいかがなものかと思いますので。。。
それにしても、深くは追求しませんでしたが、有給を取らせないというのは、労基署かどこかにタレコミしたら会社は怒られるやつじゃないんでしょうか。
引継ぎスケジュールを立てる
十何年も所属していたわけで、個人的に抱えている仕事やお客様も多くありました。
お客様に迷惑がかからないように後任に引継ぎを行う必要がありましたが、ほぼ在宅でリモート環境での引継ぎは結構大変だろうと思い、余裕を持ってスケジュールを立てました。
1ヶ月前まで
退職願の提出
社内のワークフローシステムから、退職願を提出しました。
「辞表をバーンと叩きつける」的なのはドラマの中の話だけで、実際は実にあっさりしたものでした。
フォーマットに退職日を入力し、事由欄に「一身上の都合」として、ポチっとして終わりです。
さすがに、これで本当に退職するんだと思うと、ポチッとする瞬間は手が震えました。
引継ぎの実施
ギリギリまで後任が決まらなくてモヤモヤするという事件はあったものの、無事に後任が決まったので、怒涛の引継ぎです。
組織なんてものは、人が一人いなくなっても問題なく回ることはこれまでの経験から明らかですが、それでも立つ鳥跡を濁さずの精神で、すっきりさせて立ち去りたいものです。
家探しと引越し準備
仕事と並行して、退職後に住むところを探し始めました。
引き続き東京に住む理由はないので、のんびり田舎暮らしとはいかないものの、地方に引っ越す予定です。
これまで、地元→横浜→港区→ニューヨーク→香港→文京区→新宿区と、大学進学後の20年近くでかなりの回数引越しをしていますが、引越しというのは本当に骨が折れる作業で、考えるだけでも嫌になりますね。
最終出社日10日前
怒涛の引継ぎが終われば、あとはもう最終出社日を待つばかり。
- 取引先への挨拶
- 会社への返却物の確認
- 退職後に受け取るべきものの確認
などをして過ごしました。
会社への返却物
会社への返却物は、これを返してくださいというリストを渡されて、チェックしていく方式でした。
直近までほぼ在宅勤務が続いていたこともあり、貸与物が思ったところになくて焦ったりしたので、もう少し早めに探し始めれば良かったと感じました。
会社のデスクの引き出しに置いてあると思っていた社章が見つからずにとても焦ったのですが、結局は自宅のクローゼットの引き出しに入っていました。
雑多なデータの消去
会社のPCやサーバ上にある業務上使用していたデータは会社の資産ですが、整理されていない状態で残してもただのゴミなので、不要と思われる物をザクザク削除しました。
大掃除中に懐かしい漫画をついつい読み始めてしまうのと同じ現象で、入社1年目の時の育成計画書を見つけてしみじみ読んでしまったり、過去の担当業務の手元マニュアルを発見して「こんな仕事もしてたなぁ」なんて思い出したりしました。
最終出社日当日
コロナ前は、最終出社日といえば朝から挨拶回り!が定番でしたが、対面することを良しとしない環境の中ですし、そもそも出社している人が少ないので、社内への挨拶周りは省略しました。
これまで色々な人が退職していくのを見ていて、「あの挨拶周り面倒くさそうだな」と思っていたので、言い方はアレですが僥倖です。
16時頃に社内宛に「退職のごあいさつ」と題したメールを配信して、終わりです。
最終出社日から退職日まで
最終出社日後に有休消化することとしたので、最終出社日から退職日までは一定の時間がありました。
手続き的には特にすることもないので、ひたすら引越しの準備です。
退職日を待たずに引越しをしたので、退職後の書類は新住所に送付してもらうよう会社に依頼しておく必要がありました。
総評;思ったより色々スムーズ
私にとっては初めての退職で、色々と戸惑うことが多かったのですが、上司も人事も「そんなの日常茶飯事だ」とまではいかないまでも結構慣れていて、また会社としてちゃんと退職マニュアル的なものがあり、手続きはいたってスムーズで正直あっけなかったです。
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